一般社団法人 新・森林資源―改質リグニン―普及産業会

代表理事挨拶・ビジョン

代表理事挨拶

ご挨拶とビジョン

代表理事の三浦でございます。


一般社団法人新・森林資源-改質リグニン-普及産業会は、2021年12月16日に設立されました。
改質リグニンは、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所や山田竜彦博士のご尽力でここまでメジャーになりました。
私は、山田先生が主催しておられるリグニンネットワークに参加しておりましたご縁でこの事業に接しました。
現在、多くの課題を抱えておりますが、第3の人生を(株)リグノマテリアとこの改質リグニン普及産業会と共に歩ませていただいております。


林野庁様のご支援で実証設備が茨城県常陸太田市に完成したのは2021年6月末ですので、もうすぐ丸2年になります。
現在は、様々なプロセス改善の研究を続けながら年間100トンの生産を目指し、生産技術の確立に取り組んでおります。


さて、この改質リグニン普及産業会の目的は、改質リグニン等の関連品生産のプロセス開発や新規応用製品の開発、併せて原料となるスギの計画的で持続的な確保を行い、石油由来素材を森林由来素材に代替させることで、日本全国の中山間地域での雇用および地方創生の促進、脱炭素社会の実現、日本の国土を強靭化し資源国としていくことなどです。
その目的達成のため、次の活動を行ってまいります。
 (ア)改質リグニン等を原料とする応用製品開発のための研究に対する補助金確保の支援と研究促進
 (イ)生産設備の大型化のためのプロセス研究に対する補助金確保と生産効率化の達成
 (ウ)社会実装設備建設の推進に対する補助金獲得と建設
 (エ)改質リグニンが適正価格になるまでの供給に対する補助金制度確保支援
これらの様々な制度の見直しや補助金獲得のために、今後もこの産業会にご参加いただいている皆様のお力をお借りしながら、議員連盟やしかるべき官庁への働きかけを進めてまいります。それによって少しでも皆様の事業拡大につながる様に尽力していきたいと思いますので、引き続きご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

以上